もし新しいスタイルの観光を楽しむなら、今だからこそおすすめしたい「アニメ聖地巡礼」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

日本で「聖地巡礼」と聞くと、多くの人はアニメや漫画を最初に思い浮かべるのではないでしょうか。
聖地巡礼は、2007年に放送され、主題歌「もってけ!セーラーふく」が話題となった埼玉県鷲宮町(現:久喜市)を舞台にしたアニメ「らき☆すた」が聖地巡礼ブームの火付け役となって以来、貴重な観光資源として注目されている新しい産業です。
2012年3月7日(水)にNHK総合テレビの報道番組「クローズアップ現代」でもアニメを旅する若者たち “聖地巡礼”の舞台裏として「聖地巡礼」についての放送がされたことも記憶に新しいところです。
番組中で、聖地を巡礼する若者の数は年間100万人に上るといわれ、地方都市に予期せぬ経済効果をもたらしています。とアナウンスされていることからも、将来を担う若者の興味関心が如何に高いかが伺えます。
こうしたことから、一昔前まで「オタク」として敬遠されがちだった漫画やアニメが、地域の観光協会や行政を巻き込み、「町興し」という側面からも真剣に、そして積極的に関係者が相互協力をしながら取り扱われるようになりました。

聖地巡礼がもたらす経済効果

冒頭で紹介させて頂いた「らき☆すた」については、放送後3年間で推定22億円、宮城県白石市が舞台とされた「戦国BASARA」が放送終了後2年で推定4億円超、岐阜県高山市がモデルになった「氷菓」が放送中に年間で21億円になる見通しとその経済効果が明らかにされています。

聖地巡礼の楽しみ方

アニメファンの方なら、作品の思い入れから、自分をアニメの中の風景に重ねて、「等身大」に置き換えてその世界に没頭する楽しみ方があります。
その時、その場所で感じた想い・実感、そして作品への共感、目の前に映るリアリティな部分と二次元の世界を重ねた時間を存分に満喫できるという至福の時を過ごせることも聖地巡礼の楽しみ方のひとつと言えます。
作品を知らない方であれば、面白いと評判で、聖地巡礼の側面からも楽しめるような作品がインターネットで簡単に調べられるので、先ずは見つけた作品を事前にご覧になってください。そして、実際に興味を持った作品について、聖地巡礼計画を立てて旅行に出かけるところから始めるのが良いと思います。
町興しの一環として観光協会や行政までが注目する以上、そのクオリティにも十分に期待することができます。行政が行うものであれば、たまたま現地に来た作品を知らない人にもその作品の魅力が伝わるような工夫をしているはずなので、軽い気持ちで遊びに行ってみるのが吉です。
もし現地で良い思い出が作れれば、もう一度その作品を見直したいと思うでしょうし、その作品がもっと好きになると思います。そして、次の作品を見つけて新たな聖地巡礼の計画を立ててみようという気持ちになるかもしれません。
現地では、作品に関するグッズの販売や、スタンプラリー等、様々なイベントも盛んに行われています。アニメである以上、小さなお子様でも十分に楽しめるので、家族旅行の計画のひとつに入れてみるのもおすすめです。

聖地巡礼のデメリット

巡礼の対象となっている場所には、一般の住宅街や学校が近隣に含まれている場合があります。当然に、事情を知らない住民の方もいらっしゃるので、現地に突然多くの観光客が訪れることで不安を与えたり、日常生活の迷惑になる可能性があります。
また、ご当地アニメが放送期間だけの一過性のブームにしかならなければ、対象地域に不安と混乱という負担だけを残す結果になることも予想されます。
アニメは実写とは違い、現地でロケが行われて周囲に認知されるような機会がほとんどなく、地元自治体が積極的に宣伝を行わないケースも多いことから、地域の取り組み方次第で、聖地巡礼が地元のメリットにもデメリットにもなるという性質もあります。
さらに、巡礼者が多くなればなるほど、マナーが悪い人が訪れる可能性が高くなり、場合によってはその地域に大きなトラブルを持ち込む可能性も否めません。
観光をする以上、地域に問題を起こすようなことをしないのが鉄則です。

春におすすめの巡礼スポット2選

春になり、桜が楽しみなこの季節にピッタリな聖地巡礼観光スポットを厳選して2箇所ご紹介させて頂きます。

①埼玉県飯能市「ヤマノススメ」

コレは癒される♪アニメ「ヤマノススメ」が音声入り「クッションノムスメ」にの記事でもご紹介の「ヤマノススメ」の聖地巡礼が最初のおすすめスポットです。
埼玉県飯能市で3月7日~29日に、アニメ「ヤマノススメ セカンドシーズン」の舞台探訪スタンプラリーが開催されることになっています。スタンプラリーカードには桜名所の案内が付いていて、春らしいのも良いです。
今回のラリーでは20カ所のポイント(スタンプ15、写真撮影5)を設置し、スタンプポイント9カ所、写真撮影ポイント2カ所を周った先着1,000人に特製クリアファイルがプレゼントされるらしいので、ファンの方なら参加するしかありません。
飯能市からは、「ヤマノススメ」の舞台探訪マップを作成・配布されていて、「年毎に改定」するなど、その力の入れようにがファンには嬉しいポイントです。

②岐阜県高山市「氷菓」

2箇所目は、「氷菓」の舞台となった岐阜県高山市のご紹介です。
飛騨路フリーきっぷ(JR東海)の高山本線全線開通80周年記念コラボレーション「氷菓」スタンプラリー(期間 2014年10月1日(水)~2015年3月31日(火)まで)が現在開催中です。スタンプラリーに参加すると「氷菓」描き下ろし限定ポスター(限定2,000枚)がプレゼントとしてもらえます。
また、2013年2月1日より、公式の舞台探訪マップの配布が開始されています。公式サイトでは桜の開花情報や、桜祭りの案内などもご覧になることができます。
2015年も「氷菓」ファンイベント「第64回飛騨生きびな祭り」が開催されます。詳細情報は今後アップされる予定です。
今後の更新情報を楽しみにお待ちください。

終わりに

コミックマーケットが国内のみならず、海外からも注目されていて、世界最大と称される同人誌即売会とされているように、海外からも聖地巡礼のために多くの観光客が訪れていることも忘れてはならないことです。
日本が誇る文化として、世界中の人々と気持ちを共有できるコミュニケーションツールとして、これからもアニメや漫画が普及していくことを願ってやみません。
最後に、聖地巡礼の情報を調べている際に出会った聖地巡礼についての魅力満載な素敵サイト「あにたび – アニメ全国聖地巡礼 –」様のご紹介させて頂きます。
時間を忘れて楽しめること間違いなしです!是非、一度ご訪問してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*