アニオタ増加と未来像、「高齢アニオタ」社会のリアルを予測してみた

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インターネットで気になる話題を探しているとき、アニメのジャンルで最近よく見かけるようになったフレーズに「高齢アニオタ」なるものがあります。
ネタかリアルかの信憑性はさておき、

  • 「コミケの売り子におばちゃんが増えてて萎えたw」
  • 「うちの近所の5〇歳の中年オジサンが、アスナたんちゅっちゅとかいってる」
  • 「(アニ)メイトでみかけたじぃさんが、孫の買物で来ていると思ったが、実は常連であることがわかったww」

等々、このような話題がネット上にゴロゴロと転がっているのが現実です。

アニオタ増加の背景

まず、何故アニメ人口が増加することになったのか、その背景をについて、現状を踏まえて検証していきます。

視聴環境の整備

インターネットが復旧する前は、アニメをみる機会が限られていました。しかし、昨今は、「インターネットに接続できる環境」、または、「再生デバイス」さえあれば、いつでも、どこでも、自分の好きな時に、みたいアニメ動画がみられるようになりました。

漫画や小説の電子書籍化

女子高生がいっぱい登場するような表紙のライトノベル、内容が成人向けの同人誌などは、少し前まで中年以上の世代には購入しにくい本でした。
それが、アニメ小説、漫画の電子書籍化の進行に伴い、DL(ダウンロード)課金するだけという電子決済で簡単に購入できるようになり、その壁が打ち壊されています。
文字を好きな大きさに変更できる点も、世代を問わず便利な点ともいえます。

オンラインショップの拡充

好きになったアニメのグッズが、「アニメイト」や、「とらのあな」等の企業が手掛けるオンラインショップで24時間365日を通じて簡単に購入できることも、作品に対する愛情を強める要素となっています。
紙ベースの同人誌が欲しければ、こういったオンラインショップでの購入も可能です。
上記で3つの例を挙げましたが、

  • 「漫画やライトノベルから作品を好きになってアニメを見るようになった」
  • 「どこからか手に入れたアニメグッズをきっかけにアニメをみるようになった」
  • 「たまたまTVで観たアニメが面白くて、マンガを買うようになった」

等、これらはどれも相互にリンクしています。

時代のニーズにマッチしたメディアミックス展開

作品によっては、アニメとコラボしたオンラインゲーム・SNSまで存在して、リアルタイムコミュニケーションツールとしても実用化されています。
二次元世界は、コミュニケーションが希薄化する現代社会にマッチしたメディアとしての役割も果たしているのです。

アニオタの現状

前述のような背景が、アニメオタクを増加させ、萌え文化を発展させ、世界一のアニメ大国を支える原動力となったのです。
このことからも、「オタク」という表現は、昔のように蔑まされる言葉ではなく、萌えのような、愛情の深さを現す、良い意味で捉えるべく言葉へと変化したといっても過言ではありません。
最新のアニメの言葉を借りれば、冴えない彼女の育て方の第五話「すれ違いのデートイベント」で、六天馬モールでの買物デート中、アニメオタクの主人公「安芸倫也」がヒロイン「加藤恵」に対して、買物客の人混みをコミケに集まるオタク集団に見立てて言ったセリフ、
ここにいるのはオレたち、愛すべきクソ野郎どもだ
が、それらを象徴しているようにも思えます。

アニオタを卒業する人しない人

アニオタを卒業した人、卒業できない(しない)人、に共通する要素をまとめてみます。

アニオタ卒業生のアニオタを辞めた3大理由

ネットの意見を参考にすると、

  1. 就職
  2. 恋愛
  3. 現実とのギャップ

いずれかに当て嵌まって辞めたという意見が多くみられました。

アニオタが卒業できない(しない)人

卒業できない(しない)人の特徴として、

  1. 重度の「萌えオタ」である
  2. ライトユーザーでたまにだけ見る
  3. 自分でも創作している

等が、様々なサイトで挙げられていました。

アニオタ復帰組み

人は、歳を取ったり、何かに行き詰ったりすると楽しかった過去の思い出に快楽の残像を追いたくなるものです。懐かしい青春時代の輝きに浸りたくなったり、非現実(妄想)の世界に逃げ込んだりするのも自然の摂理です。
脱オタクをしたはずなのに、懐かしいアニメのリメイクを街中でみかけてアニオタに復帰した等の意見も見られました。

高齢デビュー

「若者世代の流行りにふれてみたくて小説を買う感覚で読んだらハマった」、「孫と話すきっかけにしようと思ったら自分がハマってしまった」等、『若い世代への理解』をきっかけとした意見が見受けられました。

高齢アニオタが増えると仮定した近未来を予測

本記事の本題となります。順を追って、未来像を予想してみます。

情熱的な趣味に年齢は関係ない

おばちゃんといわれる世代で「ジャニオタ」されていたり、もっと上の高齢世代で「氷川きよし」のおっかけをしていたり、好きな物に対して情熱を持つのに年齢は関係のないことは周知の事実です。

高齢アニオタがリアルになる世界

では、青春時代にネットやアニメに囲まれた世代が高齢化したらどうなるか。考えてみたものをリストアップしてみます。

  1. 老人ホームの居室がアニメグッズで埋もれている
  2. 一日中ネトゲをして引き籠りになる。SAOのような世界になっていたら、ナーブギアを着けたまま…
  3. 元TBSアナウンサー鈴木しろうさんのような神ゲーマーが大量に現れる
  4. 高齢者が若いとき培った技術で若者を狙ったサイバー犯罪で逮捕される
  5. 理想と現実の狭間で、アニメキャラクターの名前を叫ぶ
  6. コミケの行列やサークルに高齢者が溢れている。中にはコスプレ現役で頑張っていらっしゃる方!?
  7. 好きだったアニメ作品の話を延々と毎日のように繰り返す
  8. 歩いた歩数によって愛情度が増す(アイテムが買える)ギャル(乙女)ゲー連動アプリにハマる高齢者

等々、エンドレスに想像が尽きません。

記事まとめ

アニオタと高齢化について記事にしてみましたが、みなさまは、このような現実が訪れたら「どうしてこうなった」と思いますか?それとも、「大丈夫だ、問題ない」と感じますか?はたまた、「俺たちの時代がキタゼ!」と思うでしょうか。
今回は、もちろんネタ記事として書かせて頂きましたが、もしかしたら、デジタル世代で育った私たちの近未来にありえる、「いわゆるひとつの選択肢」なのかもしれません。

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