進む電子書籍化、「週刊少年ジャンプ」に続き「マガジン」も電子化に

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2014年12月28日に「電子書籍」2014年トレンド、台頭する『セルフパブリッシング』という記事で当ブログでも電子書籍についての話題を取り上げさせて頂きましたが、その電子書籍に講談社が誇る大人気タイトルが追加されることとなり、豪華なラインナップが配信されることになりました。
2015年1月、今年の初頭に、講談社が全コミック誌を今年2015年6月までに順次電子化という記事が、講談社、6月までに全コミック誌を電子化 – 1月は「ヤングマガジン」など3誌2015年1月6日マイナビニュース)等のタイトルで、 メディア各社からこぞって報じられました。 コミックファンの方々にとって、とても嬉しいニュースとなったと思います。
コミックの電子化といえば、去年2014年に集英社が発行する国内最大の漫画雑誌 「週刊少年ジャンプ」が電子化されたことも記憶に新しいと思いますが、今後もこういったビッグタイトルの電子化が増々進んで行くのではないでしょうか。
電子化が進むと、今まで大量に出ていた紙を廃棄・リサイクルするコストの削減というエコで経済的な一面が考えられる一方、今まで一般書店で中心を担ってきた紙ベースの書籍が売れなくなり、競争力のない街中の小さな書店が無くなってしまう可能性も考えられます。紙の媒体が減るということは、書店だけに止まらず、紙の流通に関わる全ての業界が大きくダメージを受けることになります。さらには、その先に失業者が増えることにつながり、収入がなくなってしまう人々=市場から消費者が減ってしまい、書籍とは全く関係のない業界でも物が売れなくなってしまうという因果関係が導かれるものと予測されます。
今回の講談社コミックの電子化については、電子書籍と同時に紙ベースでの発行もあるということなので、紙派の方にとっても心配のないものとなるようです。電子書籍の場合、一定期間でライセンス切れとなって再購入しなければならない場合があったり、パケット通信が一定量までは使いやすくなっているとはいえ、電子書籍を読む度に別途パケット代が生じているといった状態は煩わしいものであったりもします。紙の場合かさばってしまうという一面はありますが、手元においていつでも読みたい時に読めるといったメリット、古本屋で購入すればかなりの安値で手に入るといったメリット等がありますので、電子書籍の在り方については賛否両論の意見も多いものと思います。
また、電子書籍と紙の書籍について他に考えておきたいこととして、電子化された画像等は簡単にネット上に出回ってしまう可能性が高いことや、そこにウィルスが添付されていて二次被害に遭う可能性も考えられるため、リスク管理をしっかりと行わなければいけないというデメリットが考えられます。身近な例として、何等かの海賊版DVDが簡単に市場に出回っていること等を考えると、電子化されたものがこうした違法な扱いを受ける可能性があることを否めません。その点、紙ベースの場合には、わざわざ単行本の購入コストよりも高いコストと時間をかけてコピーを取ってまで何かをしようと思わないのが自然ではないでしょうか。
みなさまは、このニュースの話題をどのように思われましたか。いずれにしても、 当ブログでは、電子書籍のこれからの動向に注目して行きたいと思います。

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