仮想世界と現実世界の一体化。AR(拡張現実)からMR(複合現実)へ・・・

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仮想現実の世界が今、私達の現実世界に影響を与えるリアルなものとして進化しつつあります。それは、今後、私達の生活の中に徐々に浸透していく技術で、身近な存在となることをが予測されます。
現時点ではメディアでもまだまだ日常的に取り扱われる話題でもないためご存知の無い方も多いかと思います。
そのため、仮想現実を現す用語で、代表的なもの3つについて簡単に用語の説明をするところから、この話題を展開させて頂きたいと思います。

定義

Virtual Reality(VR=仮想現実)
コンピュータ上の作り出す仮想の空間を、現実であるかのように知覚させること
Augmented Reality(AR=拡張現実)
現実の光景に様々なデジタル情報を重ね合わせて表示させる
Mixed Reality(MR=複合現実)
現実の物と仮想的な物がリアルタイムで影響しあう新たな空間を構築させる(VR+AR)

VR(仮想現実)とは

まず最初に、VR(仮想現実)についてです。
これはもう私達の身近にあるもので、例示させていただくと映画(アバターやマトリックス等)、ドラマ(バーチャルガール、未来日記-ANOTHER:WORLD-等)、アニメ(アクセルワールド、ソードアートオンライン等)等の映像技術、その他、立体ディスプレイの開発、科学技術計算結果の可視化、フライトシミュレータに代表される訓練・予行演習等に応用された技術になります。
前述のバーチャル・リアリティに補強(添加)を行い、現実世界の情報を強化しようとされるのが、読みにくい単語ですが、オーギュメント・リアリティと言われるAR(拡張現実)の技術になります。
その定義は『現実世界を補う「何か」を追加することで、目の前にある現実以上の情報を提示する技術や、その技術によって表される環境そのものを含めたもの』とされていますが、言葉にすると非常に分かりにくいものとなります。

AR(拡張現実)とは

AR(拡張現実)については、モバイルと相性が高い技術でスマートフォン(スマホ)やタブレットといったモバイルデバイスのアプリケーションの中で実際に利用されています。
どういったものに使われているかは、実際に例を挙げてみた方が理解しやすいため、例示させて頂きます。
今年2014年の1月22日にサービスが終了してしまったアプリになりますが、『セカイカメラ(Sekai Camera)』がその例になります。スマホのカメラをかざすと、目の前の風景にコメントや画像が浮かぶといった現実にワクワクした方も少なくないと思います。
他には、家電や家具を部屋に配置したらどうなるか確認できるアプリ等、様々な応用がされています。2015年の最新年賀状事情の記事でもAR技術を用いた年賀状の紹介をさせて頂いているので、よろしければ、そちらもご覧下さい。

MR(複合現実)とは

最後に、MR(複合現実)についてです。
仮想空間の中に現実世界の知覚情報を反映させ(AR)、それを違和感なくリアルタイムで体験(VR)する技術全般を指します。
複合現実感の再現には、通常、ゴーグル型のヘッド・マウンテッド・ディスプレーhead mounted display(HMD)が用いられるそうです。ディスプレー着用者が頭部を動かせば、視界の変化を瞬時に読み取り、実在する世界と電子的な情報が自然に融合するように位置合わせがリアルタイムに行われるとのことです。
この技術は、手術時の患部の拡大映像表示装置、機器製作工程や設計のシミュレーション、軍隊での敵探索の赤外線暗視スコープ、ゲーム、アニメ、広告などで使用される3D映像などに利用されているそうです。

MR(複合現実)の課題

MR(複合現実)の課題として、「空間」、「画質」、「時間」のずれの解消が挙げられるとのことですが、それらが違和感なく仮想と現実の世界に溶け込むことで、新たな世界を産みだしてしまうとは想像もつきません。これからどのような形で私達の生活に影響してくるか気になるところです。

終わりに

VR(仮想現実)の例の中で、ソードアートオンライン(SAO)というアニメ作品についてふれましたが、どちらかというと、このアニメがMR技術そのものの可能性を描いた作品なのではないかと思ったりもします。
仮想世界と現実世界、どちらもリアルな日常であるという視点で、人間味溢れる感動的なストーリーが展開していきますが、そのブレない世界観にもとても共感できます。ご興味がありましたら、ぜひご覧になってください。

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